乳幼児の股関節が脱臼しているサイン【先天性股関節脱臼】

幹整体院の高坂です。
昨年生まれた娘の股関節が生まれつき脱臼しておりました。
先天性股関節脱臼と言われる症状で特に女児に多く、それほど珍しい症例ではありません。
もし、赤ちゃんの足、股関節がおかしいと感じたら。
このブログでは実際の私の娘の写真を例に新生児〜乳児にみられる股関節脱臼の兆候(サイン)について説明したいと思います。
以下の状態がみられると必ず脱臼があるというわけではありませんが「もしかして?」と疑ってみるのも必要かもしれません。
まずは基本的なことをお伝えします。↓
心配な時は、小児科や整形外科の医師に相談することをおすすめします。
股関節脱臼の治療は早期発見、早期治療が重要です。
あなたの大切なお子様のために一度チェックしてみてくださいね。
乳児の股関節脱臼(先天性股関節脱臼)とは?
乳児の股関節脱臼とは、股関節が正しい位置にはいない状態のことをいいます。 特に女の子に多く発生します。
脱臼の原因はさまざまに言われていますがはっきりとしたことはわかっていません。
一般に下のようなことが原因と言われています。
- おなかの中での体勢(足が狭いスペースに押し込まれていた)私の娘はおそらくこれにあたります。
- 遺伝的な要因(家族に股関節脱臼の人がいると発症しやすい)
- 分娩後の股関節の肢位の問題(おくるみなど股関節を真っ直ぐ伸ばした姿勢など)
赤ちゃんの股関節脱臼を確認したいサイン
さて、本題の股関節脱臼を疑うべきサインです
脱臼があると以下のような兆候が見られることがあります。
1. アリス兆候でのひざの高さを比較する
赤ちゃんを仰けで寝かせて、両膝を立てた状態で比較する方法で、診察方法一つでアリス兆候と呼ばれています。

比較してみて、左右の片方の膝の高さを確認します。問題がある側のひざが低くなるのが特長です。
これは、脱臼した股関節の骨が正しい位置にないため長さが違って見えることが原因です。
足の位置は揃えて、正面から見ると膝の高さが違うのがわかると思います。
2. 脚長差
股関節が脱臼していると、大腿骨の位置がずれて片方の脚が短く見えることがあります。 仰向けに寝かせて足を揃えたときに長さに差があります。

股関節の位置を揃えてみると、膝と踵の位置がかなりズレているのがわかると思います。
3. 股関節の可動域制限
脱臼している方の股関節が硬くて開きにくい場合があります。

赤ちゃんの股関節を開く動作をしたとき、左右差がある、または開きにくい場合は注意が必要です。
4. 大腿部のしわの左右差
腿の皮膚のシワをみると脱臼している側のしわが多かったりシワの深さが違ったりすることがあります。

左の腿のシワが多く、深いのがわかると思います。
以上が乳児に見られる股関節脱臼のサインと言われるものです。
いずれも左右差の違いで大きな違いがある場合は要注意です。
予防と早期発見の重要性
股関節脱臼は早期発見と早期治療が非常に重要です。
新生児には、それほどめずらしくないとはいえ、重度の場合は、発育する時に影響が大きく改善しない場合があります。
放置しておくと将来歩行に問題が生じる可能性があるため適切な治療を受けることが大切です。
特に、生後半年までの早期対応が治療効果を大きく左右します。
逆に言えば、適切な処置をすれば、赤ちゃんの発育とともに、正常な位置、関節の形成とともに、治ってゆくものでもあります。
私自身も娘の脱臼がわかった時、最初はショックでしたが医師や専門家としっかりと連携を取ることで、今現在安心して治療を進めております。
もしお子様に心配な兆候があった場合は早めに専門の医師に相談することを強くお勧めします。
終わりに
私の娘の股関節脱臼の治療については、別のブログで詳しくお伝えしようと思っています。もし股関節脱臼についてさらに興味があれば、ぜひそちらもご覧ください。
お子様の健やかな成長を願い、早期発見がもたらす重要性を一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。
それでは~
