【名古屋市緑区鳴海アピタから東へ5分】長年口コミ高評価の幹整体院・鍼灸院。
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カテゴリー:ベビー整体
更新日:2025年01月13日
幹整体院の高坂です。
昨年生まれた長女が生まれつき股関節の障害がありました。
「先天性股関節脱臼」というものです。
※リンク先は日本整形外科学会および日本小児整形外科学会が発行している資料です
乳児の股関節脱臼は1000人に1〜3人発生すると言われており、それほど珍しくない病態です。
はっきりした原因はわかっていませんが圧倒的に女児に多く、遺伝要因、骨盤位分娩(逆子のことです)などのリスク要因があると言われます。
多くの場合は臼蓋形成不全という関節が浅い状態を伴います。
乳児の脱臼を起こしやすい肢位というのもあり、リスク肢位を継続的に取らせていることは股関節に良くない影響を与えると言います。
我が子の場合は分娩直後から脱臼の兆候が見られたので子宮内で発育する段階で脱臼していたものと思います。
※日本小児整形外科学会のサイトより
両脚がM字になるようなコアラ抱っこの肢位が良いとされています
このブログでは娘の分娩から股関節脱臼の判明、
どういう治療をしてどんな生活をしていったのか。
医療人の端くれとして多少なりとも知識を持った父親の目線から、、
学生時代に教わった股関節脱臼治療のイメージと実際の治療の現実
日常生活への影響
発達に対する不安
妻の負担と心情など
私の心情を交えて書いていきたいと思います。
少しでも興味がある方はどうかお付き合いください。
つづきます。
〜2024年7月〜
長男に続く第二子として長女が誕生しました。
長男の出産のときは新型コロナウィルスの影響でできなかった分娩立ち合いを今回はすることができました。
妊娠~出産は男子には想像できないくらい大変なんだと改めて思います。
助産師さんが「近くで見てみてください。写真もどうぞ(^^♪と言って下さったので
ちかくで写真を撮らせてもらいます
「・・・・・あれ(なんか膝の角度が変)」
どうみても逆方向に膝がまがってます。
「後で先生にしっかり診てもらいますね」と助産師さんは落ち着いていましたが
わたし的にはけっこう不安でした。
歩けるようになるのかな?この脚で・・・。
後ほど産科の先生から説明がありました。
お腹の中にいるときに曲がって入ってしまっていたそうです。
そこまで珍しいことではないらしく深刻な感じではなかったのですが、
小児整形の先生でないと詳しく見られないとのことで、産科を退院後すぐに小児整形を受診することになりました。
つづきます。
紹介された小児整形外科のクリニックを受診しました。
院長先生は壮年の男性の先生。一瞬怖い先生なのかな、、という印象でした。
娘をパッ見るとすぐ「、、、向きぐせもあるね」と呟いて頭を持って左右に動かしました。
首の可動域を確認してくれたのでしょうか?その後、手際よく全身をチェックしてくれました。
そしておもむろにエコーの端子を手に取ると股関節に押し当てました。
「あー脱臼してるね」
予想外の言葉が先生の口から飛び出しました。
(脱臼?膝じゃなくて股関節?・・・なんで?!)
※↑娘の画像ではありませんが参考に 娘のエコー画像は一番左の完全な脱臼に近い画像でした
その後レントゲン撮影もして「股関節脱臼」の診断がでることになりました。
乳幼児の股関節脱臼は知識としては知っていましたが、まさかこの日ここでその言葉を聞くとは思っていませんでした。
自分の娘がなってしまうとは、、
(先股脱と行っても先天性の子は少なくて後天的な要素が多いと言われているんではなかったっけ?)
(確かリューメンビューゲルとかいう装具をつけて治療するはず、、、)
(そういえば装具治療て期間は?1日なん時間?その間の生活はどんなん?お風呂やオムツ替えは?)
症状名と治療方法を授業で習っていましたが、細かいことは何もわからないことに気がつきました。
教科書で知るのと実際に対面するのとでは
結局大きな病院でないと診られないとのことで大学病院に紹介ということになりました。
そういえば膝に関してはこの時ほとんど問題なくなっていたようです。
続きます。
大学病院に問い合わせ、先生の都合の良い一番近い日にちで予約をしました。
受診当日は私も有給をとって同席しました。
担当してくれたのは先日の小児整形の先生よりも若い女性の先生でした。
大学病院でもレントゲン撮影とエコー検査を実施。
やはり股関節脱臼ですとの診断でした。
治療はリューメンビューゲル装具装着とのこと。
ただし新生児の体に合う装具はないため、ある程度成長してから装具治療を始めるとのことでした。※リューメンビューゲルはこんな感じに脚をM字に止めておく装具です
「装具治療開始する前にうまいことハマってくれるといいんだけどね~」
と、生活上の注意事項をかるく教えてくれました。
それと乳児の股関節脱臼に関する資料をいただきました。
注意することは大雑把に以下のような感じ
・なるべく両脚をM字に開いた状態にする
・抱っこの時に両脚をそろえた状態にしない
・バウンサーのようにせまい間にはまり込む寝かせ方をしない
・おむつ交換の時に右脚を引っ張って持ち上げない
など。
こちらの資料がよりくわしいかと思います。※日本小児整形外科学会のサイトより
続きます。
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