方針転換で首のコリを改善!40代営業マン男性のケース
幹整体院の高坂です
今回は首のこりの症状で来院された40代営業マンの男性の例を紹介します。
40代男性 営業マン
2年ほど前から首のこる感じが出現しました。
症状が出てから常に首を動かしたくなる感覚があり、しきりに動かしてしまうそうです。
また、左右にひねる動きに制限があり、車に乗っている時に左右の確認がしにくく感じるほどでした。
営業先でも首を動かしたくなる感覚に襲われるそうですが、お客さんの前ではするわけにも行かず困っておられました。
1年間鍼灸接骨院に通ったが思うような改善が見られず当院を受診されました。
症状の原因
お体をみさせていただくと症状の原因になることは複数ありました。
・お仕事の時の座り姿勢の継続
・座っている状態での骨盤の動かしにくさ
・それによる姿勢の悪さ(特に猫背と頭部の前方化)
・体幹を支持する筋肉の機能不全
・背骨全体の可動域の悪さ
などでした。
まず最初に当院が行った施術
さっそく姿勢を矯正する指導と歪みを改善する整体を施しました。
具体的には
・猫背と前方化した頭部を正しい位置に戻すための姿勢指導
・体幹を支える力をつけるための体操指導
それらをやりやすくするために
・骨盤の可動性を改善するために股関節の可動域を良くする施術
・背骨全体の可動域をよくする施術
・肋骨の可動性をよくする施術
を実施しました。
同時に施術の効果を維持するためのセルフケアを実践してもらいました。
何週か通院して
首の動きや姿勢の取りやすさなどある程度の効果がみられるものの
症状そのものは私が思っているような改善がみられませんでした。
方針転換!
そこで方針転換が必要かと考え
ピンポイントで動きを妨げている筋肉と関節に重点を置いて施術することにしました。
首の回旋に関わる筋肉は主に
体の表面の浅いところでは
・胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋、肩甲挙筋など
さらに深層には
・板状筋群、回旋筋、棘間筋、多裂筋など
があります。
また、関節では
・第一頸椎と第二頸椎の間にしかみられない正中環軸関節
・第二から第七頚椎の間の椎間関節
が機能します。
これら頚椎の関節は全体が緩やかな前方カーブをしていて初めて100%の動きをできるものになります。
施術でこれらの関節や筋肉を狙ったところ
まず首の動きの改善が今までよりも大きく見られ
それと同時に全身的な姿勢や骨盤の可動性も改善もしていきました
そして症状も少しずつですが改善がみられました。
通い初めから約3ヶ月ですが今もだんだんと改善していっています。
最後に
症状の原因は全身的な原因と局所的な原因があります。
首が悪いから骨盤が歪む、骨盤が歪むから首の不調が出る
どちらもあり得ます
今回の例で、どちらが大元の原因だったかはっきりしませんが
アプローチの主軸を変えたことで改善スピードに変化が見られた例でした。
幹整体院では症状の原因になる部分にさまざまな手段でアプローチします。
複数人の施術者が在籍しているのでマルチな視点で患者様をみることもできます。
もし他院に通ってもなかなか改善しない肩こり、首の症状がある方
一度当院にご相談いただければと思います。
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「幹整体院」
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