立ち仕事による足裏の痛み、足底筋膜炎の原因は下半身の血流不足かも

こんにちは!
名古屋市緑区幹整体院の井手口です(^ ^)
11月もあっという間に終盤になりました。
それと同時にとても寒い日が続き、寒暖差も激しくなってきましたね。
この時期に多くみられる冷え性。
立ち仕事をしている人にとって、冷えと同時に足の痛みを訴える人が増える傾向があります。
整形外科で足底筋膜炎の診断を受けた60代の女性の足のお悩み
先日、整形外科で足底筋膜炎の診断名がある患者様がお見えになりました。
お仕事で8時間、歩くことと立ちっぱなしが多く、お仕事始まってすぐに痛み足底に見られ、少しでも痛みを良くしたい。というお悩みでした。
足の痛みとお悩み
- 足裏が痛む
- しびれがある
- 整形外科で足底筋膜炎と言われたが、仕事上、休めない。
- 病院に通うにも時間が合わない。
- そもそも、湿布くらいで何もしてくれない
という、訴えでした。

足指を見させていただくと、むくみのほか外反母趾もあり、足指、足関節の動きはとても悪い状態。
気になることとしては足が、かなり冷えておりました。
冷えを指摘すると、

そうなんです、夏も冷房で冷えるのですが、
これからの季節は特に手足が冷えるんです。
とのこと。
足の機能低下による、冷えやむくみがこの足底筋膜炎を慢性化させてしまっている要因であると考えられます。
足の冷えで足底筋膜炎は悪化するのか?
体が冷えることで、筋肉が硬くなって柔軟性を失います。
柔軟性を失うことで、筋肉のポンプ作用がなくなり、血流の循環が悪くなってしまいます。
つまり、冷えによって、足の動きが鈍くなることで足のポンプの機能が衰えるわけですね。

下半身は特に血流の循環が悪くなりやすいです。
ふくらはぎや足首などの動きが、血流やリンパの流れに大きな影響がでるんです。
動脈(心臓から送られる)の方は重力に従って走行しますが、静脈(心臓に帰る)は重力に逆らって走行するので
心臓に血液が帰りにくく、血流不足になります。
血流不足が招く、下半身の症状
下半身の血流不足でみられる症状は様々で
- 足の痺れ
- 下半身の冷え
- 足のむくみ
- 足の痛み
などがあります。
しびれやむくみといった症状は当てはまっています。
実際の施術は?

施術では足関節の可動域を良くする施術を行いました。
冷えも原因として大きいと判断したうえで、足指体操をしていただきその実感を感じてもらいます。
あしゆび体操は動きが悪いと数回でも疲れてしまいます。
その場で足が楽になったこと、冷えによるあしゆび体操ならば、足裏が痛くても動かすことができるため、できる範囲で続けてもらうようにしました。
その後の経過
初めは、仕事を始めてすぐに足底の痛みが見られましたが、3回目には痛みがかなり緩和し、数重ねるにつれて、回復しました。
現在は、お仕事頑張られて、足指体操などを行い、冷え性や足の痛みが再発しないように定期的にメンテナンスされております。
足の症状は、複数の症状が並行して抱えている場合が多いです。
幹整体院ならば、トータルの改善にて症状の軽減をご提案することが可能です。
ぜひ、ご相談くださいね。
