ボタンメニュー
お知らせ、新着ブログ記事
営業日カレンダー
2025年 10月
28
29
30
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1

定休日

水・土営業(17:30まで)

整体院情報
緑区幹整体院営業時間表

【住所】
〒458-0044
愛知県名古屋市緑区池上台2‐28ライオンビル1F
(鳴海アピタから東へ車で5分)
専用駐車場11台完備!


19:45まで対応可能!
(ご新規の最終受付は19:00まで)
お気軽にお電話ください。

43歳 膝前十字靭帯断裂の手術(STG)生活日記<後編>

高坂先生

膝前十字靭帯断裂の手術(STG)による体験記録の後編になります。

術後の状態と入院生活について綴っています。

膝前十字靭帯断裂の手術(後編)目次

後編は、手術後2日目から、までをまとめました。

少々長くなるため、目次を用意しています。
下記目次をクリックすると目次が表示されますので参考にしてください。

その⑤ 術後の不便、尿道カテーテル

12月25日 術後2日目、クリスマスです。

世間はクリスマスムードですが、私はそんなことより尿道に入った管を早く抜いてほしい気持ちで一杯です(^_^)

正直手術をすこし嘗めてかかってました。
術後がこんなに不便とは思ってなかったのです。
だってドラマや映画で手術した後の人たち、ぜんぜん平気そうにしてるじゃないですか。

私もしばらく膝の曲げ伸ばしが不自由になるだろう。
くらいにしか思ってなかったのですが、片足のももから足先が制限されるだけで想像以上に動けません。

ベッドの上で身体を起こすのも一苦労
身体をよじってベッドサイドに手を伸ばすとか
ましてや床に落ちたものを拾うなんてことはできません。

車いすに乗ってしさえすれば手の届く範囲はすこし広がるのですが、移乗するのが一仕事
ナースコールして看護師さんの見守りもお願いする必要があります。

トイレもまだいけないので自分で車いすに移りたい用事などないのだけれど。

身体が自由にならないことは、気持ちを後ろ向きにしてしまう。

ベッドの上で身じろぎもせずにいるとどんどん気分が落ち込んでくるのも精神的に良くありません。
家族や会社にとって自分は必要ないんじゃないか。とか(;´Д`)

あとから身体が動くようになるにつれてより実感したのだけれど、身体の不自由さとメンタルは本当に比例するんだなと感じます。

普段接している患者さんの気持ちが少しだけわかったような気がします。

私は仕事上、自分の足の状態が、どんな経過を経て、どのくらい回復するか
だいたい予測ができているし、前例も調べ、知識も改善している症例も理解しています。
それでも、不安や心配、そして、気持ちがどうしても後ろを向いてしまいがちになるのです。

院で相対する患者さんの気持ちを想像

いわゆる慢性症状の方。
終わりの見えない症状を持つ人は、どうしようもない不安を抱えているんではないかと感じました。

毎日痛みとともに働いている会社員。
だるさで学校にいけない学生。
生活の中で原因もわからず症状が出てきた人、頑張っていたことや目的に暗雲が立ち、先行き不透明に感じたときの不安は想像もできない。

だって治るために前向きに手術したはずの自分ですら
こんなに気分が落ち込むのですから(^_^;)

術後2日目は、軽いリハビリのスタートが始まりつつ、なんやかんやありつつ、午後には点滴と尿道カテーテルが抜けました。
もう、、、、、開っっっ放感!!!ヽ(^O^)/
自分でおしっこできる幸せ!!

その⑥ 術後3日目 可動域と筋肉と痛みによる睡眠不足

12月26日(土) 術後3日目

まだまだ痛いが、一日一日とましになっている。
・・・気がする。というのも、自分で足が動かせないので、安静といえば、ずっと安静状態です。正直何をどうすれば、痛みが出るのかも明確にわかりにくい状態です。

ひざの稼働訓練リハビリが始まります。

リハビリにて膝の可動域訓練
今のところ 屈曲45度、伸展―10度 くらい。
要するにぜんぜん曲げ伸ばしができない状態。

CPM(持続的他動運動装置)
自動で他動運動をしてくれる装置です。

負荷をかけて曲げ伸ばしというものでなく、機械に足を固定させて動かす感じです。
これをしていないと固まってしまいます。

さらに膝の筋力訓練

浮腫が減ってきた

内側広筋(※リハビリにすごく重要な筋肉です)に力を入れてみるがぴくりとも力はいらず、、、

(動け、動け私の筋肉!行けー、がんばれー!!)
と、心の中で筋肉に呼びかける。

が、、ダメ。
(どうなってんの?)

自分の身体が、自分の思うように動いてくれないという事実、予測通りなのだけど実際なってみるとショック。

この動かない、状態が続くと、筋肉も関節も固まってしまうので、前述したCPM(持続的他動運動装置)で動かす必要があるのですね。

それでも、
この稼働訓練が始まり、多少なりとも動きができるようになることで、車いすやトイレへの移乗に看護師さんの見守りが必要なくなりました。
ちょっとの自由が本当に嬉しい(T_T)

午後はデイルームで自主リハビリ30分ほど。
足部と下腿を自分で施術します。とはいえ、曲げ伸ばしも自由にできないので、手の届く範囲を固まらないように緩めることを意識する程度です。
血行とリンパの滞りは回復力に影響するはずですから、運動や筋肉によるポンプの役割が動けないことで衰えている以上、サポートになればと考え、やれることをやるようにしました。

もう一つの問題、眠れない問題

流石に、術後1日目ほどではないものの、眠れない状態が続いています。
痛みは少なくはなっているんですが、眠りも浅く、消灯22時で夜が長いだけに何度か目覚めてしまいます。
そして目覚めると寝付けなくなるの繰り返しです。

夜あまり眠れていないことを看護師さんに伝えると、三食ごとに飲んでいた痛み止めを寝る直前に飲んでは?
と提案してくれた。

痛み止めは、時間をおいて飲むならいいらしい。
毎食後と寝る直前に飲もうと決める。

薬が効いたのかだんだんと眠れる時間が長くなってきてくれている。
眠れない大きな理由は、やはり痛みが大きいのだろう。
よかった。

その⑦ 装具の調整 痛みもその影響?

12月28日 術後5日
痛みは日に日に良くなっています。

足の装具を調整

今まで、どうしても違和感のあった装具を、柔道整復師の先生が病室に来て装具を調整してくれました。

Tスコープという装具で、手術後の足関節を固定する装具です。

私の膝はまだまっすぐ伸びません。
角度は-10°(ちょっと曲がった状態です)くらいなんですが。(つまり、この少し曲がったところで器具が関節の可動域を制限がベスト)

今まで装具の角度が
 0°(まっすぐな状態です)に設定されてたようです。

「設定と実際の可動域が違うんでそりゃ固定感ないよね(^_^)ハハハ」とのこと。(いやソレ大丈夫なんですか?!)

この装具は、関節に制限をつけて安静させて固定させるがメインの機能です。
つまり、この少し曲がったところで器具が関節の可動域を制限させるのがベストということでしょう。

固定感がぐっと増して動くのが楽になったからOK。。。なのかな。
どうりでガバガバな気がしたよ、、、痛いし

動く時の痛みがだいぶましになりました。
おそらく、動く時のしっかりとホールドされていることで、足への負担が経るのでしょう。
サポーターやテーピングが、関節の補助をしているのと同様、この固定感が重要だったのだと思われます。

12月30日 術後1週間 ひざの装具が変わります。

この日は義肢装具士さんが来て、今後ながく使っていくであろう装具を合わせてくれる予定です。
足首から腿の上の方まであった装具を、今日から膝周辺の装具へ変更します。

X2Kという装具になりました。
しっかりとひざが改善するまで、このひざの装具が、私の運動やひざの負担をサポートしてくれる相棒となります。

これもストレスがかなり軽減。
足首などまた一つ自由度が上がります。

手術のあとはすごくしんどかったけれど、こうして少しずつ制限が解除されていく喜びは何とも言えない。
夜も日に日に眠れるようになってきてます。

明日は大みそか
去年の今頃はまさか病院で新年を迎えるとは思っていなかったな

その⑧ 年越しを病院で。淡々と。

12月31日
術後 8日目 大みそかです。

身体の状態と年越しでリハビリも半休

可動域 屈曲 90度 伸展 -5度
荷重  全免荷 (車いす)

浮腫が減ってきた

膝関節の腫れはまだまだつよく、足関節から先の浮腫はへってきました

リハビリ時に、松葉杖は年明けからと言われる
早く車いす卒業したい

この日のリハビリは午前中だけ。
外出できるわけでもないので、パソコン作業したり窓の外を眺めて過ごします。

病室からの景色

外は、珍しく結構な雪だけど、病院の中は全館空調が完璧なので半そで短パンで24時間過ごせます。

季節の感覚がなくなって、外の空気に触れず、まともに空も見ていないと、なんだか身体の感覚が鈍麻していく気がしますそのかわりかわからないけれど、作業や勉強はものすごく集中できるます。

環境はすごく大事だなと改めて気づきました。
退院してからも集中したいときはこの状態を目指します。

大みそかでも容赦なく22:00に消灯時間、いつもならテレビで格闘技を見ているですが、消灯です。

大晦日年越しそばならぬ年越しうどん

そばアレルギーなので年越しうどん

皆様良いお年を

その⑨ 入院生活のルーティンが定まってきました。

1/1 2021年元旦です。 術後9日目。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

この日は一日リハビリもありません。仕事やトレーニングもしないで過ごすと決めていました。

売店もない病院内の自販機でできる最大限の贅沢はジュースとお菓子とパンくらいです。

入院生活が続くと、このような不満も出てきますね。
ごはんがおいしくないという病院も多いので、総合病院内の売店にグーグルなどの評価が付くのも理解できなくもありません。

さて、手術後のリハビリ含め、この入院生活での毎日の流れも定まってきました。

入院の一日のスケジュール(ルーティン)

定まってきた、病院内での一日のスケジュールを参考までに残しておこうと思います。

当初の予定では、空いている時間で、本やまとめたいことなど、色々用意していたのですが、痛みでそれどころでなかったり、リハビリ等で、1日がけっこう忙しく過ぎていきます。暇を持て余すほどの暇はないのが現実です。

1日の流れ(時系列)

7:00 起床時間 電気が付きます。

術後間もない頃は全然眠れなかったので、5~6時くらいからベッドの上で

「早く朝食後の痛み止めが飲みたい・・・」と時計の秒針を眺めていました

8:00 朝食 

8:30 歯みがき、洗顔、トイレ

普段なら何のことはない動作ですが結構大変です。

特にトイレ。便座に移るのが大変。
術後すぐはパンツを降ろす動作も気合をいれてとりかかる必要がありました

9:00~  リハビリ

昼食前までみっちりやってもらえます。痛いです。

12:00~ 昼食、休憩

13時までの間に昼食や歯みがき、清拭、トイレを済ませます。

12:30 シャンプー

シャンプースペース 使えるのは1日20分
予め希望しておいた時間にシャンプーしに来ます。

午前午後とリハビリのある自分はこの時間に予約を。(ここらへんの流れが本当にバタバタ)

13:00~ リハビリ

17時前までみっちりやってもらえます。痛いです。

17:00 清拭、着替え、髭剃り

整容は朝と昼に時間があれば済ませるのですが
バタバタしていてできない時も多いです
最初はパンツを換えるのに何分もかかっていました

18:00 夕食

本来ある程度自由に動ければ、夕食から自分の時間となるのですが、術後すぐなどは、ちょっとした動き、食器などをまとめて邪魔にならないところにどかすことも一苦労です。
食べ終えた30分ぐらいに回収してもらうまで、動きにくいというのもありました。

18:30~ 自分の時間

夕食後から消灯時間までが自分の時間です。
毎日1時間くらいはセルフでリハビリをして過ごしました。

他はパソコンをしたり筋トレしたり、

寝る前に歯みがきをして、持参した加湿器に水を入れて、脚のマッサージと運動をして、落ち着いてなにかできる時間は2時間くらいでしょうか

22:00 消灯

入院直後は「22時に寝られるか」と思っていましたが、

痛みが引いてきてからは22時すぎに入眠できるようになってきました。

生活リズムは大事ですね

一旦ここで、入院の後編はおわりです。
一般的には、松葉杖などの補助つき移動が可能な状態での退院になることが多く、退院後、松葉杖等の補助なしになるのも1ヶ月程かかります。補助をなくす判断も医師の判断を仰ぎましょうね。

前半はこちらを御覧ください。

その他、当院の施術については下記リンクで

大丈夫です。私たちは最後まであなたの味方です。

当院へのご予約は、お電話もしくはLINEにて、ご連絡ください。

幹整体院へのご連絡、お問い合わせは、お電話、LINEによるメッセージからご連絡いただけます。

※LINEからは24時間メッセージ予約が可能です。

幹整体院名古屋鳴子本院ロゴ

(アピタ鳴海から東へ車で5分)

幹整体院 営業時間表
このページの目次確認

目次

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次