手術後の膝の違和感はなぜ残るのか?原因と改善方法を整体の視点で解説
「手術したのに、膝の違和感が残る」
これは非常に多くの方が感じている現実です。
結論からお伝えします。
手術をしたからといって、痛みや違和感がゼロになるわけではありません。
なぜなら、手術はあくまで「構造」を整えるものであり、
「機能(動き)」までは回復させてくれないからです。
ここを理解しているかどうかで、その後の回復は大きく変わります。
■ 手術しても良くならない本当の理由
膝の状態は大きく2つに分けられます。
・構造(骨・靭帯・半月板など)
・機能(筋肉・動き・連動)
手術はこのうち「構造」にはアプローチできますが、
「機能」には直接アプローチできません。
つまり、
動かさなければ、機能は戻らない。
これが本質です。
■ 退院後の膝で実際に起きていること
退院後、多くの方が感じる症状は似ています。
・曲がりにくい
・しゃがみにくい
・つっぱる感じがある
これはなぜ起こるのか。
答えはシンプルです。
膝周辺の組織が固まっているからです。
特に重要なのが以下の3つです。
・膝蓋骨(お皿)
・内側広筋
・膝周囲の筋膜
これらが癒着・拘縮すると、膝はスムーズに動かなくなります。
■ 実際に行った改善アプローチ
ここからは、実際に行って効果があった方法です。
とてもシンプルですが、本質的な内容です。
① 膝蓋骨(お皿)を動かす
膝のお皿を上下・左右に動かします。
これだけで動きが変わるケースは非常に多いです。
理由は明確で、
膝蓋骨の動きが悪いと、膝の曲げ伸ばしそのものが制限されるからです。
リハビリの分野でも、膝蓋骨のモビライゼーションは可動域改善に有効とされています。
② 内側広筋を使うトレーニング
膝を軽く伸ばした状態で、太ももの内側に力を入れます。
いわゆる内側広筋の活性化です。
これにより、
・膝の安定性が上がる
・膝蓋骨の動きが整う
といった変化が出ます。
大腿四頭筋、特に内側広筋の機能低下は、膝痛の要因になることが多くの研究でも示されています。
③ 無理にやらないが、止めない
ここは非常に重要です。
・痛みを我慢して無理に動かす → NG
・動かさない → もっとNG
正解は、
適度に動かし続けることです。
これにより筋肉や筋膜の滑走が保たれ、癒着の予防になります。
■ なぜやらないといけないのか?
筋肉や筋膜は、動かさない状態が続くと確実に変化します。
・血流が低下する
・滑走が悪くなる
・組織が硬くなる
この状態が続くと、いわゆる「癒着」が起こります。
その結果、
・関節が動かない
・痛みが残る
という状態になります。
つまり問題は、
痛みではなく、動きの質です。
■ 数年後のリアルな状態
実際の経過をお伝えします。
数年経った方でも、完全に違和感がゼロではありませんでした。(個人差があります)
しゃがみきった時に、少し違和感は残っていることが多いようです。
ただし、
・膝蓋骨を動かす
・内側広筋に力を入れる
これを行うと、
しゃがむ動作はかなりスムーズになります。
ここが重要です。
体は、何年経っても変わります。
■ 幹整体院の考え方
このようなアプローチができる理由があります。
それが、
「構造ではなく、機能を見る」という考え方です。
・骨がどうなっているかではなく
・どう動いているかを見る
この視点で体を見ています。
だからこそ、
・手術後の違和感
・長年続く膝の不調
こういった問題にも対応できます。
■ まとめ
膝は、時間が経てば自然に良くなるものではありません。
重要なのはシンプルです。
・動かす
・使う
・滑らせる
これをやるかどうかで結果は変わります。
そして、
正しく行えば、何年経っても改善は可能です。
■ このような方へ
・手術後の違和感が残っている
・しゃがみにくい
・膝に不安がある
こういった方は、一度体の使い方を見直してみてください。
体はまだ変わります。















