両腕のだるさとしびれ改善例【胸郭出口症候群の疑い】30代男性

※写真はお仕事のイメージです。
30代男性、施設の点検、整備のお仕事をされている方の症例をご紹介します。
「年相応の関節の変形」と診断された、首の痛み
主訴(来院時の症状)
両腕の倦怠感と手のしびれの訴えがありました。
特に、仕事中に腕を上げて作業をしているとだんだん両腕がダルくなっていき、力が入らなくなってしまう状態でした。
来院に至るまでの経緯
患者様は30代男性。機械設備の点検のお仕事をされています。
1週間ほど前から仕事中に両腕に倦怠感が出現し手の感覚が鈍くなる症状が現れました。
作業をしていると時間を追うごとに症状が出てきて手の力も入らなくなってしまうとのこと。
しばらく経過をみていましたが、だんだんと症状が悪化してきたため、元々腰痛で通院していた当院に相談されました。
整体分析の結果と所見
初回整体分析の結果
- 両上肢の倦怠感。
- 両手のしびれ
- 握力低下 おおまかに左右とも45kg → 20kgほどまで低下
- 胸郭出口症候群のテスト陽性 ライトテスト、モーレイテストなど
- 頚椎、胸椎、肩甲骨のマルアライメント いわゆる姿勢の悪さ、猫背
- 胸郭周辺の筋肉の緊張。特に小胸筋の硬さ。
- 体幹筋力の発揮が不十分。それによる骨盤の不安定性
などがみられました。
しびれによる、両腕の握力低下から原因を絞り込みます。
姿勢の崩れや筋緊張の強さを確認し、特に首から肩にかけての筋肉の硬さと可動域の制限がありました。
握力計の数字は左右とも元の半分以下まで落ちていました。
上肢のしびれの症状があるとき、色々な可能性が考えられますが今回は大まかにに2つの可能性を考えました。
①頚椎の神経根症状 ②胸郭出口症候群の症状
ともに腕に伸びている神経や血管が圧迫され障害される病態です。
今回は神経根症状の整形外科的テストは陰性だったのに対して胸郭出口症候群のテストは反応がありました
断定はできませんが、不良姿勢からくる小胸筋の緊張にお仕事の負担が加わることによって起きた胸郭出口症候群と考え施術にあたりました。
施術内容と経過
姿勢の崩れや筋緊張の強さを確認し、特に首から肩にかけての筋肉の硬さと可動域の制限がありました。
握力計の数字は左右とも元の半分以下まで落ちていました。
上肢のしびれの症状があるとき、色々な可能性が考えられますが今回は大まかにに2つの可能性を考えました。
①頚椎の神経根症状 ②胸郭出口症候群の症状
ともに腕に伸びている神経や血管が圧迫され障害される病態です。
今回は神経根症状の整形外科的テストは陰性だったのに対して胸郭出口症候群のテストは反応がありました

断定はできませんが、不良姿勢からくる小胸筋の緊張にお仕事の負担が加わることによって起きた胸郭出口症候群と考え施術にあたりました。
以下ご本人のメッセージ
「体調を崩してから、首の痛みが出たため、整形外科でも検査をしましたが特に改善しませんでした。週に1回、2ヶ月間、整体にお世話になり、痛み止めが必要だったのが飲まなくても生活できるようになり、嬉しく思います。」
担当先生からのコメント
今回、初回からある程度の施術効果が見られ、その後の通院で日常生活の苦しみがなくなるまで回復しました。
幹整体院では症状改善だけでなく、再発を防ぐための日々のメンテナンス方法をご案内し、いつまでも健康で充実した生活を送れるよう患者様をサポートしています。
同じような症状でお悩みの方は、早めの適切なケアが早期改善につながります、ご相談ください。