再生医療をしても…膝の腫れと痛み|変形性膝関節症で見落とされがちな原因

再生医療をしても良くならなかった膝の腫れと痛み
〜変形性膝関節症のケースから〜
こんにちは、倉です。
一人でも多くの方が、人生最後の日まで自分の足で歩けるように。
今回は、膝の痛みや腫れを引き起こす「変形性膝関節症」について、実際のケースをもとにお話しします。
症例紹介
60代女性。立ち仕事をされている方です。
医療機関で「変形性膝関節症」と診断され、左膝に腫れと圧痛、歩行時の痛みがありました。
再生医療として30万円の注射治療を実施。
痛みは10段階中10から5程度まで軽減しましたが、
・膝の腫れ
・立ち仕事後の痛みと腫れ
が残ったままでした。
再生医療から約1ヶ月後、当院に来院されました。
当院で行ったことと経過
当院では、膝そのものだけでなく、体全体の使い方を評価しました。
・下肢アライメント(足首・膝・股関節)の調整
・足部と臀部(お尻)の筋肉への適切な入力
・立ち方、座り方、歩き方のホームケア指導
これらを行った結果、
立ち仕事をしても膝の痛みや腫れが出なくなりました。
変形性膝関節症の特徴
変形性膝関節症は、膝だけの問題ではありません。
特に多いのが、
外反母趾や扁平足など、足部に問題を抱えているケースです。
こうした方は、
・歩くとき
・立ち上がるとき
・しゃがむとき
に、膝が内側に入り込んだり、ねじれたりする動きが無意識に起こりやすくなります。
この積み重ねが、膝への負担を大きくします。
よくある対処法と、よく受ける相談
最近では、注射などの再生医療を選択される方も増えています。
一方で当院には、
「注射で痛みは軽くなったが、押すとまだ痛い」
「腫れがなかなか引かない」
「立ち仕事をすると、また痛みが出る」
といった相談が非常に多く寄せられます。
症状が残るときのキーワードは「体の歪み」
体のバランスが崩れていると、特定の部位に負担が集中します。
痛みがある期間が長いほど、
無意識にかばう動きがクセとなり、筋肉を正しく使えなくなります。
例えば、
足首や股関節がうまく使えていない
→ 骨盤の高さが左右でズレる
→ 体を支えきれず不安定になる
→ 膝への負担が増える
こうした流れが、変形性膝関節症を悪化させる要因になります。
再生医療後によくあるケース
・注射で痛みは半分ほどになったが、足首や股関節の使い方のクセが残っている
・立ち仕事をすると腫れや痛みが強くなる
・歩行時の違和感や痛みが消えない
このような場合、膝以外に原因が残っている可能性があります。
まだできること
腫れや痛みが残っている場合、見直すべきポイントがあります。
・体のアライメントを整える
・足やお尻の筋肉の使い方を見直す
・立ち方、歩き方、座り方を修正する
これらは、再生医療の効果を無駄にしないためにも重要です。
こんな方は一度チェックを
・再生医療や注射後も腫れが引かない
・立ち仕事で膝がつらくなる
・歩き方や姿勢を指摘されたことがある
・靴の減り方が左右で違う
歩き続けるための考え方
100歳まで歩き続けるためには、
・体の歪みを整え、動きのクセを減らす
・足首、膝、股関節にとって正しい動きを覚える
・ホームケアの指導を受ける
・疲労が溜まる前に定期的なメンテナンスを行う
こうした積み重ねが大切です。
まとめ
体のバランスや、歩き方・立ち方を見直したことがない方は、
一度専門家にチェックしてもらうことをおすすめします。
注意していただきたいのは、
自己流のセルフケアだけで何とかしようとしないことです。
アライメントを崩し、かえって症状を悪化させることもあります。
このブログでは、
「人生最後の日まで、自分の足で歩く」ことをテーマに、
一生歩ける体づくりのヒントを発信しています。
今後も、皆さんの健康維持に役立つ情報をお届けしていきます。
















