足の親指のつけ根の痛み。「種子骨障害(種子骨炎)」に対する処置
こんにちは幹整体院です。
当院には毎日いろんな足の症状の方が来院されます。
足関節捻挫、リスフラン関節捻挫、足底腱膜炎、踵骨骨端炎、種子骨障害、モートン病・・・
それぞれ生活に影響ある嫌な病態です。
今回は足のおや指の付け根の痛み”種子骨障害”に行った処置を紹介したいと思います。
母趾種子骨障害、種子骨炎などとも呼ばれるようです。
親指の付け根の痛み
48歳女性 主婦の方の訴え
数ヶ月前から足のおや指の付け根が痛み始め、その後だんだんと悪化。
足を床につくのも痛くなってきたので来院されました。
症状から種子骨障害を疑いました。

足の裏にある豆のような小さな骨、種子骨の周囲に炎症が起こる病態です。
安静保護ができれば自然治癒していくのですが、、常に地面と接してストレスを受けている場所なので、一度炎症が起きると長引いてしまいます。
強い炎症の施術と固定対応
強い痛みがある場合は、まず炎症を改善することを最優先。
その後は、整体などで、身体、足の歪みをとるプランです。
ただし、今回は痛みが強く、

◯ピンポイント特殊電気療法
とプラスチック製の装具を作成しました。
この装具は足のアーチを支えつつ種子骨の周りを囲んで高さを作っています。

立っていても地面に当たらず歩くときもおや指のけり返しを制限している為ストレスがかかりません。
患者さんも
「これなら痛くない」と喜んで帰られました。
ここから炎症が治まるまで処置をつづけて、早く装具を卒業できれば良いなと思います。
当院のスタッフは様々な足のお悩みにお答えしようと日々臨床に勉強に励んでいます。
お困りごとがあればぜひご相談ください。
