足の専門家が教える 3歳児までの靴の選び方とは?

こんにちは。名古屋市緑区幹整体院の倉です
ファーストシューズの悩みや「どんな靴を子供に履かせたらいいのか?」という質問を多く受けます。
健康面、整体面から子供の靴の選び方のお話をします。
その前に
子供の靴をいい加減なものを履かせ続けているとどうなるか?をお話しします。
合わない靴を履いていると起こるトラブル
- 扁平足になる。
扁平足は、大人になったときに膝関節や腰痛になる可能性あり。 - 外反母趾になる。
同じく膝関節や腰痛になる可能性あり。 - 浮き指になる。
上記の症状はもちろん、肩こり、頭痛になる可能性あり。 - そのほかにも、
自律神経系なども足から崩れて姿勢の悪さが影響してなるとも考えられます。
さまざまな問題が足と関係してきます。
年齢別、靴の選び方
特長、気をつけること
年齢 | 特徴 | 靴で気をつけること |
---|---|---|
0~3歳くらいまで | 特足首が弱い。骨ができていない。2歳までは、O脚傾向 | 3歳までハイカットのマジックベルト(足首を守れるもの) おすすめはアシックスやNB(2022年現在) |
たくさん歩き始め、クツを履き始めたら | 3歳からはX脚傾向正しい履かせ方を早めに教育する。 | 1.マジックベルト 2.踵部分を横から握っても硬い 3.靴底が捻れにくい(硬め。しっかりしている) 4.靴底が曲がりにくい 5.つま先から1センチくらい大きいサイズはOK。 |
上記のように表を作ってみました。解説しますね。
表の解説
ファーストシューズの前に・・・
いきなりシューズに抵抗のあるお子さんは、アティパスというものがおすすめです。
シューズと靴下の間を取った履物です。

ファーストシューズについて
大人より未熟な子供の足の骨、子供の足が完成するのは、11歳前後です。

レントゲン写真のように、1歳前後は、骨はまだ半分もできていません。
特に、3歳前後までは、足首をまっすぐに保つために

ハイカットをお薦めしています。
そのほかは、写真のように3つがしっかりしていることが大切です。
- 寸法、かたち
- 靴底の硬さ、曲がる位置
- 踵の支え

サイズの見方
こちらの記事のように中敷に足を合わせ、1センチ先が空くものを選びます。
中敷がとれるタイプの靴を選ぶと良いです。
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靴の履かせ方
- しっかりとバンドを緩め靴を開く
- 足首を持ち正確に入れる。
- かかとをトントンし、踵が靴の後ろにぴったりつける
- 床に足をしっかりつけて、バンドを閉める。
- 歩きをチェック。ちゃんと軽快に歩いているかどうか。靴下が邪魔していないか。左右で違和感がないか。
よくやってしまう失敗は?
- 失敗1.指先が曲がったまま履いていること
- 失敗2.バンドがゆるい
- 失敗3.歩き方をチェックしていない。
上記のことは、忘れずにチェックが必要ですね。お子様も大切ですが、大人も足や靴が大切です!