産後の腱鞘炎・・注射をしたけど親ゆびが動かせない
こんにちは。幹整体院の高坂です。
産後のお母さんたちに多い痛みの中でもとくに大変な症状
「産後の腱鞘炎」
について紹介させていただきたいと思います。
両手の親ゆびを動かすだけでも強い痛みがあり
痛みをがまんして子育てや家事をしているママさんの例
腱鞘炎にも色々な種類がありますが、
当院にみえる方で多いのは母指(おや指です)の腱鞘炎です。
指を動かしている筋肉の通り道である”腱鞘”に過度なストレスがかかることによって炎症が起こります。
原因はさまざまですが総じて「使いすぎ」といわれることが多いです。

いろいろな治療法がとられますが
もっとも重要なのは患部の安静をとることです
一度炎症が燃え上がってしまうと負担をかけ続ける限り炎症は治まりません。
それゆえに「安静になんてできないわ
」
という産後のお母さんたちや手を使うお仕事の人たちにはとても厄介な病態といえます。
今回相談にみえたお母さんもそんな腱鞘炎に悩んで来院されました。
昨年の産後から片手の親ゆびの痛みが出始めました。
病院で注射をしてもらって一旦は良くなったもののまたぶり返してしまったそうです。
来院当時は両手の親ゆびを動かすだけでも強い痛みがあり
痛みをがまんして子育てや家事をしている状態でした

痛くてこの位置からおや指を動かせません。
軽いものを持つのも痛みがでます。

親ゆびを使っても痛みが出ないような装具を作りました。

左手も同様につくりました。
プラスチックで作ってあって取り外し可能。
入浴や水仕事も何とかできます。
まずは装具による固定と週3回の鍼治療から始めることにしました。

治療開始から約3週後です。
かなり動きがよくなり痛みが減りました。
とくに左手はほとんど問題なく動かせるようになりました
固定具も負担が多い時間帯以外なるべく装着しないようにしています。
今後は通院回数を少なくしつつ、痛みが悪化しないようにしっかり管理して経過を観ていきたいと思います。
今回はうまく回復してくれていましたが腱鞘炎は本当に厄介です。
ひどい腱鞘炎にならないためには
痛みはじめに放っておかずに医療機関に相談することが大切です。
産後やお仕事などですこしでも違和感を感じたら、早めにご相談ください。
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