5分の授乳でしびれる 腰~お尻のしびれ【産後の骨盤矯正】

育児中の腰~お尻にかけてのしびれにお悩みの女性(30代女性)の症例をご紹介します。
授乳中や同じ姿勢が続く しびれの症状
主訴(来院時の症状)
授乳中や同じ姿勢が続くと、腰~お尻にかけてのしびれが現れます。
来院に至るまでの経緯
妊娠中から症状が現れていました。
体重の増加と共に症状が悪化してきました。
受診されたときには、授乳で5分~10分座っていると症状が現れます。
このままでは育児に支障がでてしまうということで、ホームページを見て探してご来院頂きました。
整体分析の結果と所見
初回整体分析の結果
- 左荷重
- 前方重心
- 胸椎右回旋
- 骨盤下制(右)
- 臀部の筋力低下
- 腹部筋力低下
左腕による抱っこでの身体の歪みや、お子さんの体重の増え方、授乳の場所なども聞き取りをしていきます。
一般的に抱っこでの身体の不調で多いのは、腱鞘炎、肩、背中のハリ、肩こり、頭痛が一般的です。
今回は妊娠時の体重増加と抱っこによる負担を掘り下げて、施術と症状の変化を見てゆきます。
既に日常生活で支障がでてしまっているので、施術だけでなく、運動も加えた施術をしていきます。

施術内容と経過
初回の施術では抱っこや授乳で硬まった上半身を動かすように施術をしています。
症状は腰部から下ですが、原因はそこ以外にあることが非常に多いです。
上半身で腰部に与える負荷は、背中と腰です。腹部のインナーマッスルの低下も反り腰の原因となるため、全身キレイ整体で肩甲骨、肋骨、鎖骨を中心に緩めていきます。
今回のケースもその一つで、妊娠期間中や育児による上半身の硬さが原因で症状が現れました。
今後継続施術をしてゆくことで、産後の歪みを整え、子育てに専念できる身体を作ってゆきます。
以下ご本人のメッセージ
施術と家での体操をしていくうちに、しびれがなくなり、楽に授乳ができるようになりました。
腰より下のしびれなのに上半身が原因だとは思いませんでした。
仕事がデスクワークなので仕事復帰したときは、合間の時間で上半身の体操をしようと思います。
担当先生からのコメント
育児をしていく中で授乳やミルクは、必ず避けては通れません。
また、お子さんとの大事なコミュニケーションの時間でもあるので
そのお時間が苦痛に感じてしまうという事はすごくお辛い事かと思います。
当院での施術がお役に立てましたようで、嬉しく思います。
施術の内容、料金等は産後の骨盤矯正ページにまとめていますので、ご確認ください。