マッサージガンは危険?!効果的な使い方とリスクとは

ストレスと疲労に晒される現代人。
さまざまな癒しグッズや健康器具が巷にあふれています。
中でも少し前から注目されているのがマッサージガンです。
当院でもよく「マッサージガンて効くんですか?」「使っても良い?」などの質問を患者様から受けることがあります。
今回はマッサージガンの有効な使い方、避けるべき使い方を紹介していこうと思います。
マッサージガンとは
マッサージガンは筋肉をほぐし、リラックス効果をもたらす健康器具として一般に知られるようになってきました。
従来のマッサージ器に比べお値段も高価なものもあります。
高価なものは、アタッチメントの種類が豊富だったり1分間に3000回以上の振動を与えるなど性能が段違いであると言えます。
普段あまり健康器具を信用していない私の家にも1台あり、愛してやまない妻が使っています。
マッサージガンの効果と使い方
奥深くの筋肉にきかせようとしない
マッサージガンは、表層の筋膜を緩めるのに有効です。
使うときは強く押し付けずに軽い圧迫での使用が重要です。
強く1箇所に当て続けると、微細な出血がおこって癒着に繋がります。
その後はもっと強く当てないといけなくなって、
さらに
出血→癒着→さらに強く当てる、、、
の負のスパイラルに陥ります。

強度は気持ち良いくらいにとどめ、痛みを感じるほどの強い刺激は避けましょう。
2,3分を、場所を変えて
同じ箇所に使用するのは長くても2〜3分までにし、1箇所に当て続けないことが大事です。
狙っている筋肉に沿って少しずつ場所を変えて当ててあげましょう。
余談ですが、お尻の硬さをテニスボールでほぐすというのをよく聞きます。
そちらも同じように表層の筋肉に働きかけるものです。
同じくゴリゴリしすぎると出血して癒着につながってしまいます。
もしやるなら気持ち良いくらいでコロコロしてくださいね。
マッサージガンのリスク
動脈、神経が皮膚から浅い場所は避けよう
マッサージガンを使う時によくいわれるのが、首に使用するのは危険というものです。
首は、大きな動脈や神経が皮膚から比較的浅いところを通っている繊細な部分のため、マッサージガンのような強い刺激を与える器具を使うのはリスクがあります。
実際首にマッサージガンを使った後に、気分が悪くなったりめまいが出たという患者さんは複数おみえになります。
過去の事例では頸動脈乖離が引き起こされたという報告もあるようです。
マッサージガンを使う際は首に直接当てるのは避けましょう。
おすすめのマッサージガン
私が自宅で使っているマッサージガンはこちらになります
MYTREX マイトレックス REBIVE MT-RBV23G
予算や目的によってもおすすめが変わってくると思います。
まとめレビューサイトなども参考にして自分にあったものを探してみるとよいと思います。
個人的には日本製で安価すぎないもの(1万円〜くらい)であれば性能は十分かなとは思っています。
深い筋肉にアプローチするには??
最後に深い筋肉にアプローチする方法について触れておきます。
深層の筋肉にアプローチするにはお家でセルフだけでは難しいところです。
整体などの施術で深層筋にアプローチした後に、その可動域と筋肉の出力を維持できるストレッチやエクササイズをすることが重要です。
当院のメイン整体技術、全身キレイ整体も、筋肉の硬直を緩める施術です。
よろしければ当院にもご相談くださいね。


















