ダウン症のお子さんを持つサークルのみなさんに【ベビー整体教室】開催。
こんにちは。幹整体院の倉です。
今回、ご縁をいただいて、
ダウン症のお子さん(0〜5歳)を持つお母さんお父さんに向けて
初の【ベビー整体教室】を開催させていただきました。
11組のダウン症のお子さんを持つご両親の方々に参加していただきました。
私としても、ダウン症の子を対象とした、ベビー整体教室は初めてでしたので、
ありがたい機会でした。
今回、受講生を集めていただいたNさん。最初の挨拶をしていただきました。
1歳のダウン症のお子さんのベビー整体の施術を3回ほど受けて、ご自身のサークルの仲間にも「ベビー整体を聞いてほしい」
という思いから、私に声をかけていただき、
本日の開催となりました。
当院のスタッフもほぼ全員参加で、手伝っていただきました。
今回事前に頂いた質問は、以下の感じです。
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いただいた質問
<整体・神経の話>
・喘息持ち。季節の変わり目。免疫の上げ方
・うつ伏せの首上げで、左に向く癖あり。何かすることはあるか?・寝る時に首の向きグセを直す方法は?
・便秘の解消法
・鼻づまりの緩和方法は?
・離乳食の時に前のめりに。腹筋の鍛え方は?
・お座りで移動してしまうので、今後どうやって援助していけばいいか?
・エビ反りが多いので直す方法。
・カンシャクの時にリラックスさせる方法
<筋力・使い方・体幹など>
・生活の中で体感の鍛え方
・上半身が鍛えられる方法
・下半身の肉がなかなか着かない何かいい方法はないか?
・ハイハイ2、3歩後、右足底を床につけてうまく足を出せずに止まってしまう。
・ハイハイは少しでも、ズリバイになる。ハイハイの促し方は?
・ズリバイからハイハイ移行で手伝えること。
<足に関係していること>
・首が座っていないが、ハイハイや歩くために必要なことが今からできるか?
・扁平足がひどく、インソール使用。歩き方の直す方法。
・走るための練習方法
・階段登りをスムーズにしたい。
・しっかりとクツを履いても転びやすい。
・今は走れているが、小学校中学校になったときに維持できるようにトレーニング方法は?
・タッチや歩くようになって気をつけること。
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ちなみに、たくさんの質問をいただきましたが、
私の講義の内容は、いつも「根幹」の部分を話させていただいています。
今回の根幹の部分は「神経伝達」を良くするには?
というところになりますね。
最初は、
・なぜベビー整体が有効か?
のお話たから、
・ベビー整体の考え方
から説明しました。
みなさんとても真剣な表情で聞いてくださったので、私も声を張り、熱が入りました。
その後、早速、体のチェック。
整体的にお子さんの体をチェックしていきます。
・筋や関節の硬さ、左右差
・骨格の左右差
など。
頭から、足先まで。各項目をチェックしていきます。
私たちのこだわりは、
「お母さんが、お子さんの体をチェックできるようにすること」
です。
施術者がサポートに入り、専門的な難しい言葉は使わずに、チェックの仕方を教えていきました。
股関節の動きの左右差のチェックです。
みんな可愛くて、こっちもニコニコしちゃいますねー。
3人の娘にベビー整体を実践している私の妻も緊急参加してくれました。
表情筋のチェック中の写真かな?
泣いてしまったお子さんもチェックはできます。
痛いことは、一切しませんが、「なにするねん」って感じですよね。笑
お母さんお父さんも熱心に聞いてくれていました。
質問もたくさんいただきました。
泣いているこ、楽しそうにしてくれているこ、いろんな状況でしたが最後まで、話し切れました 笑
時間は、1時間。
お子さんたちの限界は、やはり長くはないので、
いつもお子さん用のセミナーは、講義は1時間で終わるようにしています。
(その後は、感想や質問をいただきました)
・わかりやすかった。
・簡単にできる整体を教えていただけた。
・左右差があることがわかって、直し方もわかった。
などたくさんの感想もいただきうれしかったです。
最後に、記念に一枚。
ダウン症の子を対象の講演は初めてでしたが、
私たちが、経験してきたことや技術がお役に立てることが十分にあることがわかりました。
開催できてよかったです。
本当にチャンスをいただいたNさんにとても感謝です。