【午後からだんだん首肩がこる!】対処方法は?!

前回のブログでは症状・痛みの出かたの2のパターンを紹介しました。
- 朝起きた時に最も痛みを感じる
- 午後〜夕方にかけて痛みが出始める
の2つでした。
ここでは2つ目の午後から痛みが出始めるパターンの対処方法をもう少し詳しくお話したいと思います。

午後からだんだん痛みが出始める理由
午後〜夕方にかけてだんだん痛みが出てくるのは疲労性に痛みが出ているとお話しました。
お仕事や子育て学校などで同じ姿勢や動作を続けているうちに、体を支えている筋肉の緊張が高まっていき血流が悪くなり、細胞の酸素と栄養不足により痛みを発します。
午前中は痛みが出ることがすくなく、午後〜夕方夜にかけてだんだんと痛みが増加していきます。痛みが出やすい部位は肩や首、背中です。
午後から痛みが出てくる理由
午後から首肩背中のこりや頭痛が出る理由は、主に疲労によつ筋肉の硬直です。
このような、疲労性に筋肉の緊張が高まる理由は
- 仕事や家事育児などで筋肉が疲れる
- 長時間の同じ姿勢や繰り返し動作
- 血流の悪さ
- 下肢に水分が溜まる(むくみ)
- デスクワークによる負担(目の疲れ、血行不良、不良姿勢)
- メンタルストレス
- 水分不足
などが理由としてあります。
「午後から首肩背中のこりや頭痛が出ることの対策」
ここから、対処方法になります。
以下のことを全て実践できれば完全にとは言わずとも首肩背中の痛みの何割かもしくは大部分を改善できるかと思います。
ちょくちょく姿勢や体勢を変えてみる
同じ姿勢をとり続けることで筋肉や関節は硬直し血流が悪くなります。
さらに体の中の水分が重力によって下の方に集まるため足やふくらはぎのむくみが起こりやすくなります。これも静脈環流を阻害して全身の血流を悪くします。
なので、体のポジションをちょくちょく変えて体を固まらせないようにしましょう。
デスクワークをしている方であれば15分〜20分に1回は座り方を微妙に変えてみましょう。一度立ち上がって歩くのも良いです。

一般に体に負担が少ない良い姿勢とされている姿勢もずっとやり続ければ体を悪くします。
脚を組む姿勢は良くないと言われますが、左右を組み替えたり、時々組んでは戻すを繰り返すのは股関節を固まらせないためには有効です。
常に同じ組み方で何十分も過ごす、はNGですので気をつけましょう。
1日に何度か膝の屈伸やなど伸びをする
上記と同じ理由で関節を固まらせないように屈伸や伸びをするのも有効です。
大きく手足を動かすことで血流も良くなります。

ラジオ体操のような動きは可動域改善と血行促進に効果的です。
体の向きや使う手を変えるなどして負担がかかる場所を変える
お仕事などで同じ動作を繰り返す場合に有効です。
1箇所の筋肉や関節に負担がかかりすぎるとだんだんと疲労物質が溜まっていきます。
可能であれば体の向きや使う手を変えて1箇所にばかり負担をかけないようにしましょう。
仰向けに横になって全身の緊張を緩める

全ての動物は重力に逆らって立ったり座ったりする姿勢を保っています。
姿勢を保つためには筋肉が働く必要があり、人は座っているだけでもエネルギーを消費して筋肉を緊張させています。
自然界の中で朝ベッドから起きたら就寝するまで横にならずに重力に抗い続けているのは現代のヒトくらいとも言われます。
本来、ヒトも日中に横になって休息するのが自然と言えます。
可能なら一旦横になって体の力を抜きましょう。
さらにもし可能ならこちら(リンク先準備中です)のように背骨を伸ばしてあげられるともっと効果的です。
少しでも重力ストレスから体を解放しリラックスできると良いですね。
十分な睡眠と食事、水分の摂取
疲労性に痛みが出ている方はそもそも十分な休息がとれていなかったり体の回復力が落ちてしまっている方が多いです。

睡眠不足だったり体に必要な水分が不足していると日常の負担に回復力が追いつかなくなり痛みが出やすい状態になってしまします。
1日7時間以上の睡眠、2000ML以上の水分摂取が基準になります。
生活リズムを崩さず、必要な栄養を摂ることも大事です。
最後に
午後〜夕方にかけて疲労が溜まって痛みが出る場合の対処方法。いかがだったでしょうか。
度々体を動かしたり横になって休む。十分な睡眠と栄養の摂取など、、「そうはいっても現実には難しいよ」という部分もあったかと思います。
上記の中の1つでも実践してみて、ご自身の体を労ってあげてほしいというのが私の思いです。
体に良いことをした自分を褒めてあげてくださいね。では〜。