筋肉の硬直が、痛み・症状に変わる理由
あなたの歪みやコリ、痛みの原因ですよといわれたら?

巻き肩で歪んでいるといわれたけど、肩こりで時折だるいだけで痛いってことはないんです。
コリが痛みになるってどういうことですか?
それは肩こりはあるのですね。
頭痛や背中肩甲骨の張りなどはないですか?
もし、その感覚があるならば、
痛くなる理由も、わかっていただけるかもしれません。
痛みやケガ、慢性症状の原因が歪みと言われた方がよく口にすることがあります。
- 今まで痛くなかったのに
- 何もしてないのに、痛くなってしまった
- 特にコレという原因はないけど、身体(腰)が重だるいだけ
という本人の実感です。
ごまかしでなく、本当にそう感じているのがポイントです。
実はこれ、歪みによる身体への負担が、知らず知らずのうちに、大きな痛みに変わる前兆かもしれません。
山下先生身体の歪みは、筋肉の固さです。
柔軟性を失った固い筋肉が骨や関節を動かしにくくし、本来の動きを妨げることで、いろいろな不調を招きます。
このページでは、この歪みや筋肉のコリがどうして痛みになってしまうかを解説しますね。
筋肉のこりが「症状」「慢性化」に悪化してしまう仕組み

肩こりが、歪みや悪い姿勢から来ているのは何となく、イメージできるんです。
慣れない正座で、足がしびれたり、腰伸ばしたくなる感じに近いです。
山下先生ずっと同じ姿勢をしてると、身体の一部がだるくなったり、身体を伸ばしたくなりますよね。
それは、歪みや悪い姿勢は、筋肉に正常でない負担をかけているということなんです。
肩こりが歪みや悪い姿勢から生まれたとするなら、肩コリの原因は肩の筋肉に「正常ではない負担」がかかったことになります。
では、筋肉の仕組みについてみてゆきましょう。
1.歪みの負荷を受けると、筋肉は固くなる。
それは日常の悪い姿勢などによる負荷は、同じ筋肉に長い間、同じ負荷がかかりがちです。負荷がかかると、筋肉は固くなります。




あれ?
縮んだ筋肉は縮んだまま、ゆるんだ筋肉は伸びたまま、固くなってしまうのね。
それは筋肉の端には骨や関節がつながっています。
固くなった長さの違う筋肉では、関節や体が動かしにくくなります。

なるほど、これが身体が曲げられない、関節の可動域が狭くなるとかの理由なのね。
それはそうなんです。
さらに、筋肉が固くなったせいで、血行不良や酸素供給不足、コリひどくなることで、痛みを作りやすい環境ができているんです。
この歪んだままの固いままの筋肉では、寝違いやぎっくり腰といった怪我も起こりやすい状態なんです。
2.筋肉が固くなり硬直すると、癒着が起きて、慢性化する。
それはさらに、筋肉が固い状態が続くと、動きの悪い部分で組織同士が引っ付く「癒着」(ゆちゃく)が起こります。
筋肉や関節といった組織は薄い膜(筋膜)で覆われています。
つまり、筋肉と骨、関節、筋肉と筋肉の間には筋膜があるということです。
この組織と組織の間の筋膜、動きがないと接着テープのように引っ付けようとしてしまいます。
これを癒着(ゆちゃく)と言います。

イメージ的にはベタベタ粘着力のある両面テープのような感じです。
筋膜が筋肉同士や骨と筋肉、筋肉と皮膚、内蔵などを結び付かせてしまう現象です。

え?組織同士が引っ付く?
ただでさえ、筋肉が固くて関節が動かしにくくなってるのに?
山下先生そうなんです。
ただでさえ肩こりで固い筋肉を筋膜の接着剤で固める感じです。
それはもう、ガッチガチに。
このガチガチに固まって身体の動きに制限が出てしまう状態を「拘縮」(こうしゅく)と言います。
この拘縮が起こると、組織内の血行不順や栄養不足、リンパ液循環悪化となります。



山下先生筋肉や組織の血行不良や栄養不足が起こると、負担に耐えられず痛みが出てくることになるのです。

なるほど、
硬くなって栄養や酸素など足りなくなると、今まで負担に耐えられていた歪みに耐えられなくなるのね。
さらに、筋肉は更に動きにくくなり、痛めやすい、ケガをしても回復力低下治りにくいという悪循環に陥ってしまいます。
歪みが痛みに変わる仕組みを簡単にまとめると…
山下先生段階別に分けて簡単にまとめてみますね。
コリや姿勢が悪いなどの痛みを感じない段階
コリがひどくなり慢性化、関節等の可動域が狭くなり、ケガをしやすい段階
組織の血行不良、栄養不足などで回復力が落ちて、これまで耐えていた負荷が痛みになって出てくる。
このような、過程をへて、歪みは痛みに変わるのです。

最後は、負担や疲労などの、
今まで耐えれてたものに耐えられなくなって痛くなるんですね。

この歪み、負担、筋肉の硬直(拘縮)を取り除くことが、大切です。
歪みを改善するために必要なこと

私の肩コリや背中の張りは、歪みが原因と言われたんですが、幹整体院では、どんな整体をしているのでしょうか?
山下先生当院では、主に以下の2つの目的でお客さまの身体を施術します。
- 固くなった筋肉を緩めて、歪みによる負荷を改善する。
- 動きにくくなった関節や筋肉などを動きやすくして、身体本来の機能を取り戻す。
当院では、歪みを改善するためには、
日常の悪い姿勢やクセで固くなった身体を緩めること(リリース)
身体が固くなり、衰えたり、発揮できなくなった本来の機能を取り戻す(リビルド、再構築、再教育)
が大事であると考えています。
幹整体院の全身キレイ整体は、歪みに対応しています。
山下先生当院では、全身キレイ整体という硬直を取り除き、体幹を整える整体を基本の施術としています。
当院は、歪みを改善するためには、
「リリース」&「リビルド」を同時に行うことが効果的であると考えているのです。
固まっている筋肉を緩める(リリース)
▼
本来の筋肉の柔軟性、長さに戻す(フラットな状態)
▼
関節、筋肉の本来の機能を取り戻す(リビルド・再構築・再教育)
固まっている筋肉を緩める
(リリース)
▼
本来の筋肉の柔軟性、長さに戻す
(フラットな状態)
▼
関節、筋肉の本来の機能を取り戻す
(リビルド・再構築・再教育)
この整体を、痛みや不調を抱える身体の負荷のかかっている部位に、的確に行うことに力を注いでいます。

「施術を受けた直後だけ、楽になる」から卒業しよう

「歪み=痛みの原因」ではなく、「歪みが身体に与えている負担」と「筋肉が正しく機能していないことで歪みが残り続ける」が不調の本質的な理由 です。
だからこそ、
- あなたの身体が具体的にどのような歪みを抱えているか?
- その歪みにより、身体の衰えや筋肉で機能していない部分はないか?
(サボり筋、お疲れ筋)
を知ることが本質的な改善、根本改善の第一歩となります。
単なる一時的な施術ではなく、あなたの身体の機能を取り戻し、負担のかからない健康な動きを作る整体 へ。
山下先生今の痛みの原因を見極め、本質的な改善を目指しませんか?

歪みが気になったらぜひ当院にご相談ください。















